先日、人生ではじめてamazonのカスタマーサービスへ電話した。しかも、2回も。1回目は問い合わせ、2回目は苦情。
1回目は日本人で、2回目は中国人だった。さすがに中国人女性が出た時はビックリした。
「おいおい、amazon大丈夫か?」
結論からいうと、あまりの神対応に惚れてしまいそうになった。
今回は、そんなamazonカスタマーサービスの中国人女性の神対応に萌えを紹介する。
Amazonカスタマーサービスへ電話した経緯
はっきりした年月は思い出せないが、ここ数年ほどは、amazonオンリーだ。Amazonプライム会員などのサービスや注文画面の使いやすさなどが気に入っていて、もう完全なるamazonユーザーになっているし、1度もクレームを入れたことはない。
そんなこともあり、amazonが間違えるはずないと思っていた。
しかし、今回はじめてamazonが間違ったのだ。
どういう経緯だったのか、順をおって紹介したい。
amazon倉庫の在庫アリが本当はナイ!?
amazonで注文すると、大きくわけて2つの発送ルートがある。
・1つは、業者から直接発送されるタイプ。
・もう1つは、amazon倉庫から発送されるタイプ。
実は、以前、1の業者からの発送商品を注文したところ在庫アリだったのに1か月近く待たされたことがあった。それからは同じ失敗がないよう、amazonから発送する商品だけを選んでいた。
今回も、amazon倉庫からの発送商品を選び注文した。在庫アリで商品の到着予定日が2~3日以内だったのだが、いくら待っても発送済みにならず、2週間が経過した。注文した商品ページを確認すると在庫アリになっている。さすがに何かシステム上の問題かもしれないと思い、電話して聞いてみることにしたのだ。
1度目は日本人女性オペレーター
Amazonは注文した商品画面からカスタマーセンターへ電話をかけることができる。
日本人女性オペレーターが電話に出た。コトの経緯を伝えると「確認します」と言われた。
「今確認したところによると2日前に倉庫に入荷したそうです。間もなく、大体2日以内には発送されると思います」
「そうですか。1つ聞きたいのですが、ずっと在庫アリになっていますがアレどういうことですか? こっちは在庫アリだから注文したのですが?」
「システムの問題のようで申し訳ありませんでした。上司に報告しておきます」
そういうやりとりがあった。
まあもうすぐ発送されるし、日本人オペレーターの方もわざわざ倉庫に確認してくれた。ひとまず納得して、電話を切った。
1週間後にAmazonから突然のキャンセル
もうすぐだろうと思って待っていたところ、1週間後、突然Amazonからメールが届いた。
前述の商品をキャンセルしたとのことだ。
why??
もうすぐ発送すると言っておきながら突然のキャンセル。一体どうなっているのか全くわからない。さすがに堪忍袋の緒が切れた。
「Amazonは最近大きくなりすぎてどうかしちゃったんじゃないか⁉」
注文商品ページを見ると、まだ在庫アリになっている。
「おかしいだろ!!」
今回はもう問い合わせというより苦情だ。クレームだ。クレーマーと思われようと構わない。こんなAmazonの横暴には断固として抗議しないといけない。大げさだが、それがamazonユーザーでありプライム会員である使命だとも本気で思った。
早速、2度目の電話をした。
中国人女性オペレーター登場
怒りを胸に電話した。
電話口に出たのは日本語がたどたどしい中国人?女性だ。
中国人??
Why??
一瞬そこで戸惑いが生じた。
どうにか気を取り直してコトの経緯を説明した。
「先週電話したらすぐに発送するといいながら、いきなりそっちからキャンセルされたんですが! どうなっているんですか!」
「カクニンシマス。シバラクオマチクダサイ」
中国人女性が電話口に戻ってきた。
「オキャクサマ、キャンセルニナッテイマス」
「ええ、そうなんです。それはメールでわかっているんですが、なぜキャンセルになったのかを聞きたいんですよ」
「ドウシテキャンセルナッタカ、ワタシニハ、ワカリマセン」
「では、わかる人に代わってください」
「システムノモンダイノヨウデス」
「ええ、だったらシステムの人に代わってください。商品ページ見たらまだ在庫アリになっていますし、システムがおかしいんだから」
「システムノヒト、ワタシ、ワカリマセン」
「いや…わかりませんって言われても、これから何を頼りに買ったらいいかわからないでしょ?」
「モウイチド、ショウヒンチュウモンシテクダサイ、ダイジョウブデス」
「同じ商品頼む気になれませんよ。またキャンセルされるかもしれないし信用できないですよ。ちょっと横暴なんじゃないですか?」
「オウボウ?」
「え~と、つまり自分勝手という意味ですよ」
「アー、タシカニ! モウシワケアリマセン」
「もうこんなことなら楽天に戻りますよ。Amazonプライム会員で、年会費払ってますけどね。ついでに言うと、kindleが読み放題になるkindle Unlimitedにも入っていますし、Amazon Music Unlimitedにも入っていますし、Audibleにだって入ってるんですよ!」
「アリガトウゴザイマス!!」
「いえ。今回だってAmazonプライムで映画観るときにキャラメルポップコーン食べようと思って注文したんですよ…」
「ワカリマス! ワタシモ、エイガミナガラ、キャラメルポップコーンデス!」
「え? そう? だったらこの気持ちわかりますよね?」
「ワカリマス!」
うーん、何かカワイイ女性だなと思えてきた。
「まあ…もういいです。今度から気をつけてください」
「アリガトウゴザイマス!サイゴニ、シツモンアレバ、ドウゾ!」
「中国の方ですよね?」
「イマ、ニホンデス」
「いや、もともと? 台湾? 中国?」
「ハイ、チュウゴクデス」
「あなたは中国人のユーザー相手のオペレーターってこと?」
「ニホンデスカラ、チュウゴクノオキャクサン、イマセン」
「amazonのカスタマーサービスって中国の人多いの?」
「チュウゴクダケナク、ガイコクジン、オオイデス」
「10人くらい?」
「モット、100ニン?」
「へえ、そうなんですね。多いですね。まあガンバッテね」
「ハイ! ガンバリマス!」
電話を切った。不思議と、もう怒りはどこかにいってしまっていた。
まとめ
今回は、Amazonカスタマーサービスの中国人オペレーターに萌えを紹介した。
はじめは「大丈夫か??」という気持ちだったが、最後にはカワイイ中国人女性と心の交流ができたかもという満足感だけが残った。何だか幸せな気持ちにすらなった。中国人オペレーターは日本語はたどたどしいが、その分こちらの話を親身になって真剣に聞いてくれたような気がした。人間対人間として真摯な対応をしてくれたような感じだ。もちろん色々な中国人の方がいるだろうから一概には言えないが、中国人オペレーターも悪くないな~と思った。
企業の質はカスタマーサービスのオペレーターの質で何となくわかると思う。もしかしたらAmazonプライム会員だったから優しくしてくれたのかもしれない。まだ入会していない方は断然お得だから、是非30日間無料お試しで体験してみてほしい。