バタフライエフェクトという映画を観たことがあるだろうか。
簡単にいうと、何度やり直しても運命は変えられない、といった話だ。
この映画を観た人は、きっとやりようのない気持ちになったはずだ。
やはり人生というのは(私が私である限り、彼が彼である限り)何度やり直そうと無理なんだな、とふさぎこんでしまった人も多いのだろう。
私もかつてはそうだった。
しかし、ある時からリアルに「もしかしたら、変えられるのではないか?」と思えるようになった。
バタフライ・エフェクト的挑戦
今現在、私は現実において、1人でバタフライエフェクト的挑戦をしている最中だ。
「こうしたらどうだろう?」
「これもダメか」
「なら、これは?」
色々試しては、やり直し、という風に現実において様々な試行錯誤をしているのだ。
うまくいくのかいかないのか、全くわからない。
もうすぐ人生が終わると意識してから、約3年。
もしかしたら運命は変えられるんじゃないかと思っている。
心得1:失敗してもいい覚悟
世の中的には、60歳で還暦という。
だが、私個人的な感覚では還暦は40歳に訪れる。
40歳までが1度目の人生、40歳からは2度目の人生だ。
この事実に気づいたのは3年ほど前だ。
40歳から5年間は不惑どころか惑い続けたが、45歳にして気づいたのである。
40歳からは40歳までの人生を振り返り、一番自分にとって大事な要素だったことを改善する必要がある。
タイムスリップはできないが、似たようなことはできる。
現実的なやり直し。
これが、リアル・バタフライエフェクトである。
心得2:アノ者を救い自分を救う
しかし、やはりダメかもしれない。
確かに映画の通り、何度やっても失敗ばかりだ。
だが、映画は2時間、現実世界は数十年ある。
試す価値はある。
これを達成できなければ、私は永遠に救われない。
最後まであくなき挑戦をするしかない。
救われるとは、単純にいうと、罪の意識からということだ。
罪の意識を払しょくする為には、何度もこの現実でバタフライエフェクトさながらの「生き直し」をする必要があるのだ。
まとめ
どういう意味かわからないかもしれない。
なんせ現実の話であるから、はっきりとはいえないのだ。
ただ、こう思ってほしい。
きみだって、あの日、自らの罪によって見殺しにしてしまった者の為に、何度も「やり直し」はできる。
失敗するかもしれないが、もしかするともしかする。
少なくとも、私は、未だ、そう信じている。
コメント