左翼

左翼とは、平等、反権力、反戦、労働運動、社会主義、共産主義などと結びつけられる思想や運動を指す言葉である。

しかし、日本の左翼も一枚岩ではない。合法政党としての左翼がある一方で、1960年代以降には新左翼が登場し、学生運動、内ゲバ、武装闘争、海外ゲリラ活動へと向かう流れも生まれた。

物語の断面図では、左翼を単なる政治思想ではなく、戦後日本の若者や活動家たちが何に怒り、何を信じ、どこで壊れていったのかを読むための入口として扱う。日本赤軍、連合赤軍、東アジア反日武装戦線、桐島聡、重信房子らを通じて、理想と暴力の距離を見ていく。

映画解読

山岳ベース事件からあさま山荘事件へ|連合赤軍はなぜ自壊したのか

山岳ベース事件からあさま山荘事件へ、連合赤軍はなぜ自壊したのか。総括による内部リンチ、12人の死亡、逃亡、あさま山荘立てこもりまでの流れを整理する。
書物私論

新左翼とは何だったのか|歴史・分派・現在までわかりやすく整理

新左翼とは何だったのか。60年安保から赤軍派、日本赤軍、連合赤軍、中核派、革マル派、東アジア反日武装戦線、現在残る組織までをわかりやすく整理します。
書物私論

連合赤軍とは何だったのか|あさま山荘事件だけではわからない組織の実像

連合赤軍とは何だったのか。あさま山荘事件の5人だけでは見えない、赤軍派と京浜安保共闘の合流、山岳ベース事件での内部崩壊、日本赤軍との違いを整理する。
映画解読

日本赤軍とは何だったのか|赤軍派からテルアビブ事件、解散までを時系列で整理

日本赤軍とは何だったのか。赤軍派、よど号事件、連合赤軍との関係から、テルアビブ・ロッド空港事件、クアラルンプール事件、ダッカ事件、重信房子の逮捕と解散、現在も国際手配中のメンバーまで時系列で整理します。
書物私論

中村泰とは何者なのか?『警察庁長官を撃った男』ハヤシは誰なのか?

1995年3月30日、当時・警察庁長官であった国松孝次を撃った男は誰なのでしょうか?事件10日前の1995年3月20日にオウム真理教による地下鉄サリン事件が起きたことから、警視庁はオウム真理教の犯行と思い込んで捜査を続行、警察庁長官狙撃事件...
映画解読

桐島聡とは何者なのか|何をした人か、指名手配犯で50年逃亡できた理由

1970年代の連続爆破事件に関与した東アジア反日武装戦線メンバー・桐島聡。重要指名手配犯として約50年間逃亡し、2024年に病院で名乗り出て死亡した。その生涯と思想、事件の背景を詳しく解説する。
映画解読

見沢知廉とは何者だったのか|映画『天皇ごっこ 見沢知廉・たった一人の革命』から読み解く実像

見沢知廉とは何者だったのか。新左翼から新右翼へ、三島由紀夫の自決、一水会、統一戦線義勇軍、スパイ粛清事件、獄中での執筆、そして『天皇ごっこ』へ。映画『天皇ごっこ 見沢知廉・たった一人の革命』も手がかりに、その実像を読み解く。
書物私論

雨宮処凛とは何者か|右翼パンクから反貧困へ向かった氷河期世代の作家

雨宮処凛とは何者なのか。愛国パンク、新右翼、見沢知廉との接点、作家デビュー、反貧困・プレカリアート運動までを時系列でたどり、氷河期世代の生きづらさを言葉に変えた作家として読み解く。
書物私論

東アジア反日武装戦線とは何だったのか|連続企業爆破事件を時系列で整理

東アジア反日武装戦線とは何だったのか。1970年代の連続企業爆破事件、三菱重工ビル爆破事件、『腹腹時計』、虹作戦、桐島聡、大道寺あや子、日本赤軍との接続まで時系列でわかりやすく整理する。
映画解読

三島由紀夫は本当に右翼だったのか|左翼の時代へのアンチテーゼとしての美学

三島由紀夫は本当に右翼だったのか。市ヶ谷事件で残された檄文を読み解きながら、三島の右翼性を単なる政治思想ではなく、左翼運動が熱を帯びた時代へのアンチテーゼとして考える。